ずいぶん話題になっていた豪華寝台列車「ななつ星in九州」が今日、午後0時47分にJR博多駅を出発しました!!
なんと!豪華な内装の総額は30億円!!
人間国宝・十四代酒井田柿右 衛門氏(H25.6月逝去)の遺作となる有田焼の洗面鉢やランプシェードに、水戸岡鋭治氏が手がける車両デザインは、「古代漆色」と呼ばれる深い赤色の塗装が施され、車内には木材をふんだんに使用され・・・
8両編成のうち客車は5両で計14部屋しかなく、他にピアノの生演奏が流れるモダンな雰囲気のラウンジ、ダイニング、スイートルームなど・・・走る高級ホテルといえる最高の贅を尽くした列車とのことです。
そして、そのお値段は、最も高いプランは3泊4日で1人56万6000円です。
驚くような高額な九州の列車旅にも関らず予約は殺到し、来年の6月まで埋まっているということです。
その一方では、一昨年の東日本大震災により、将来の希望を見いだせない被災者はまだ多数いらっしゃいます。
また、非正規雇用は労働者全体の3分の1を超え、200万円以下の給与所得者が2000万人もいる我が国は、間違えなく較差社会が進行しているといえるでしょう。
高度成長期には所得の地域格差が縮小され、国民の多くが中流意識をもつ安定した社会がありました。
その後、成熟経済を迎え、資産・所得の格差拡大などを懸念する声が強まっており、資本主義経済といえども、この深刻な課題への対応が必要となるでしょう。
【写真上:豪華寝台列車「ななつ星in九州」】
【写真中:運転中に見つけた彼岸花】
【写真下:目に美しく、美味しいフレンチ、デザート】
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