知っ得コラム

■ご存じですか?「無期転換ルール」

 無期転換ルールとは、労働契約法の改正により、有期労働契約が反復更新されて通算5年を超えたときに、労働者の申込みによって企業などの使用者が無期労働契約に転換しなければならないルールのことです。(労働契約法第18条:平成25年4月1日施行)

 独立行政法人 労働政策研究・研修機構が平成27年12月に公表した調査では、無期転換ルールの内容を知らない企業が4割超にのぼっています。また、同調査によると、有期契約労働者を雇用する企業のうち6割超で何らかの形で無期契約に切り替えると回答があり、前回調査の回答から増加傾向にあります。

 厚生労働省は、労働契約法の無期転換ルールに基づく無期転換申込みが、2年後の平成30年度から本格的に行われることを踏まえ、事業主の方や働く方に理解してもらいたい内容と、厚生労働省が今年度実施する8つの支援策をまとめています。

【無期転換ルールの導入に向けた厚生労働省の8つの支援】
1.無期転換制度の導入支援のための「モデル就業規則」の作成
(現在、小売業・飲食業は作成済み)

2.無期転換制度や「多様な正社員制度」の導入を検討する企業へのコンサルティングを実施

3.無期転換ルールも含めた「労働契約等解説セミナー」を平成28年度は全国47都道府県で208回開催予定

4.無期転換制度や「多様な正社員制度」についてのシンポジウムを今年度から東京・大阪で開催

5.先進的な取組を行っている企業の事例を厚生労働省のホームページなどで紹介

6.無期転換制度の導入手順などを紹介するハンドブックを作成

7.キャリアアップ助成金を拡充

8.都道府県労働局(雇用環境・均等部(室))に専門の相談員を配置

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