
腰やひじの疲労骨折による休場届を出しながらモンゴルでサッカーをしていたことが発覚して、日本相撲協会から2場所出場停止の処分を受けた横綱・朝青龍が自宅で精神科医の往診を受け、「神経衰弱および抑うつ状態」と診断されたとのニュースを聞きました。
随分厳しい練習の中で、心身を鍛錬してきた逞しい横綱でも、突然の大きなショックからこのような心の病気になってしまうことがあるのですね!
今までにも問題行動があったなどと報道はされていますが、このような厳しい処分を想像もしていなかったのでしょう。
何もないときには気づきませんが、私たちの“心”って本当に繊細なものなのですね!

平成14年の厚生労働省発表の「労働者健康状況調査」によると、
自分の仕事や職業生活に関して「強い不安、悩み、ストレスがある」とする労働者は61.5%(前回62.8%)、
男女別にみると、男(63.8%)の方が女(57.7%)より高くなっています。
◆「仕事におけるストレス」となる理由としては…
・職場の人間関係の問題…35.1%
・仕事の量の問題…32.3%
・仕事の質の問題…30.4%
・会社の将来性の問題…29.1%
男女別にみると、「職場の人間関係の問題」は男(30.0%)より女(44.4%)が高く、
「会社の将来性の問題」は男(34.2%)が女(19.9%)より高くなっていいます。
平成9年の労働省発表の「労働者健康状況調査」では、
◆「仕事におけるストレス」となる理由としては…
・職場の人間関係の問題…46.2%
・仕事の質の問題…33.5%
・仕事の量の問題33.3%
・仕事への適性の問題22.8%
「仕事におけるストレス」となる理由については、人間関係、仕事の量・仕事の質がストレスの原因となるものの上位3位を占めていることについては平成9年の調査から何も改善がされていないようです。
これらは日々避けられない深刻な問題ですが、従業員数の多い企業では、問題が発覚するまで、「職場の人間関係」や「仕事の質」により労働者の精神的ストレスが大きくなっていることについて、使用者は意外と見落としがちです。
しかし、企業には従業員の健康を管理する義務があります。
平成18年4月1日に施行された改正労働安全衛生法では、長時間労働と過重労働による健康障害に対する配慮を強調した改正となっています。
近年、多発している従業員の過労による精神障害の罹患や自殺は、大半が企業の安全配慮義務違反によるものが原因となっています。
今までは、行政指導として行われていた労働者の安全と健康の確保を法律化したことにより、健康障害、過労死、メンタルヘルスの不調、自殺予防等の効果が期待されています。
また、この改正と同時に、企業の労働時間短縮をうたう「時短促進法」が、「労働時間等の設定の改善に関する特別措置法」へと改正され恒久的な法律となりました。
企業のコンプライアンスが問われる時代です。
皆さんの会社でも、「うちは残業が非常に多い」という会社は、そろそろ勤務体制や就業規則などを見直すを必要があるでしょう。

【写真 上:淡路島 花さじき…丘に拡がる色とりどりのクレオメのお花畑…まさに楽園です♪】
【写真 下:淡路島はいいお天気で、海の向こうに四国が…!】
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