
現在、当事務所では3社の人事考課制度導入に向けて、ヒアリングをしながら構築を進めています。
1社は製造業、1社は貴金属アクセサリーの企画販売業、1社はエステサロン。
それぞれ企業規模もまちまちで、異なる業種なので社員に求める資質も当然異なります。
人員数30人以下の会社では、経営者が社員一人ひとりをよく把握できるでしょう。
しかし、それ以上の会社になるとひとりの経営者ではよく眼が行き届かなくなります。
人事考課制度は、「成果主義により社員に過大なノルマを課すことで、会社の業績を上げる」という目的で導入するものではないと私は考えています。
私はまず最初に従業員へのヒアリング・アンケート・SWOT分析・職務分析などにより、社内外の情報収集と会社の経営理念の確認を行います。
会社への貢献度が高い有能な社員にはそれなりの処遇を与え、一層のモチベーションを高め、その期の貢献度が低いと評価された社員については、その原因を追求し、本人に説明します。
それによって、今後の課題が明確になります。
「ヒト・モノ・カネ・ノウハウ」などとよく言われますが、私は人こそが商品やサービス・技術などのノウハウを産み出すキーだと考えています。
よって、人事考課制度導入の目的は、社員個々人の能力や課題について会社および本人が気付き、人材の適材配置・人材教育・処遇反映により「仕事への向上心」と「社員の質向上」に結びつけ、業績を向上させていくという、正のスパイラルを創造していくことだと考えています。
そして、またその人材育成の中においては、幹部の能力が非常に重要です。
「個々の社員を育成するためには、トップ方針を実現する立場ある幹部が育っているか否かがキーポイントですよ。だから、しっかり幹部を育成してください。幹部が有能であれば、それに伴って下の社員は育成されていきますよ。」ということをよく、クライアント先で経営者に申し上げます。
人に起因する業績不振の主原因として、幹部・社員がただ売上を伸ばすことだけに夢中になっていることが、しばしばあります。
また、“部下を育成し、会社方針の徹底・体質改善のための努力の欠如”から、業績不振・社内改革の失敗を招くケースが多いようです。
企業の発展においては、単に商品やサービスを売るのではなく、経営理念や経営方針までもあわせて販売する意識が必要でしょう。
皆さんの会社には、以下のような問題の幹部はいらっしゃいませんか?
1.優柔不断型(リーダーシップ・判断力の欠如・問題の先送りなど)
2.現状安住型(ネガテイブ・危機感欠如)
3.マンネリ型(無気力・無関心・無感動、定型行動)
4.方針欠如型(無策・ルールの欠如)
5.逃避型(責任回避)
6.自己中心型(私情中心、責任転嫁型)
7.不平不満型(上司批判・会社批判
【写真:秋なのに…クライアントに向かう途中の植え込みでこんなに可愛い蝶を見つけました。お花と色が似ていて見つけれるかなぁ…??】
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