
昨日、就業規則改定の打合せのためにクライアント先を訪問したときに、社長から「ボクの母に、話題の “ねんきん特別便” が届いたんだけれど…先生見たことある?どうしたらいいかわからないので、先生この処理をお願いできないかなぁ…」と言われ、年金手帳等など一式をお預かりしてきました。
つい先ほど、報道ステーションでも語られていましたが…、

そのとおり…「基礎年金番号・氏名・生年月日・加入記録・作成日」が打ち出されただけの書類と、 “厚生労働大臣 舛添要一” のサインが入った「あなたの年金加入記録に記載洩れや誤りがないかご確認のうえ、必ず回答をしてください。」という文面の手紙添えられただけのものでした。
社長のお母様はもう80歳に近いご年齢の方です。社長がお尋ねになられても、「若い頃の記録がこれで合っているのかどうかなんてわからない…」とおっしゃるそうです。
福田内閣が5000万件の「消えた年金」を統合する切り札として打ち出した「ねんきん特別便」の内容は、本当にお粗末なものでした。
社会保険庁のマニュアルに、「漏れている可能性がある年金加入期間を思い出すためのヒントを与えてはいけない」とあったそうです。
不正受給を防ぐためとはいえ、あまりに浅はかで不親切ですね。
「ねんきん特別便」の郵送費と印刷代は、今年3月までの分で158億円。
2008年度分も合計すると、320億円の税金が投入されます。
「ねんきん特別便専用ダイヤル」にかかる経費は合計76億円。
人件費を含めると「ねんきん特別便」にかかる経費は総額で500億円を超えるということです。
これだけの費用を掛けるのなら、個別対応の方が確実で費用も少なく済んだのではないでしょうか?
このように繰り返される不正と浅はかな対応策にこれ以上繰り返し多大な税金投入されることは許されません。
税金はもっと有効に使ってほしいものです。
民間の企業では、問題を起こすと企業自身が全責任を負っているのですから。

【写真上:伊丹の昆陽池で仲良く輪になって泳ぐノガモ…可愛らしいですね♪】
【写真下: 〃 餌に集まる白鳥とノガモ】
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