
22日、広島高裁で光市の母子殺害事件の差し戻し控訴審判決があり、
楢崎康英裁判長は、「極めて短絡的、自己中心的で、結果は極めて重大」と指摘したうえで、死刑を回避すべき事情があるかを検討。事実認定を争う差し戻し審での元会社員の態度について、「自分の犯した罪の深刻さと向き合うことを放棄し、死刑回避に懸命になっているだけで、遺族への謝罪は表面的。反省謝罪の態度とは程遠く、反社会性は増進した」と述べ、「18歳になって間もない少年であると考慮しても極刑はやむを得ない」と述べて、無期懲役の1審・山口地裁判決を破棄し、求刑通り死刑を言い渡したことが報じられました。
これに対して元会社員(27歳・犯行時18歳)側は上告をしています。
従来の量刑基準から厳罰化へと大きく踏み出した画期的な判決といわれていますが、今回の判決について皆さんはどのように考えられましたか?

確かに死刑廃止論も理解できます。し、法廷は感情論で戦う場ではないでしょう。
しかし、私一個人の意見としては、
報道を通して遺族 本村洋さんの発言を耳にするたびに、胸が痛みました。
幸せな家庭を築き、まだ僅かな期間から一転…そしてその後の辛く苦悩の9年間。
犯罪被害者の権利確立のために、執筆、講演を通じて活動しながら、戦ってきた長い年月。
本村洋さんが妻の弥生さんと共著という形で往復書簡をまとめて出版し、映画化された「天国からのラブレター」は涙なくして見られません。
この事件は、本村さんは大事な妻と子を失っただけではなく、本村さんの幸せであるはずの9年間と将来への夢までも奪ったのです。
「自分の侵した罪を認め、深く謝罪し、償う姿勢を見せない人」が社会で、真の意味で更生できるのでしょうか?
被害者遺族の意見陳述権が確保されるなど、この9年で司法制度は大きく変わりました。
また、来年5月21日からスタートする裁判員制度では、司法に被害者も加害者も一般の人も参加することになります。
今後ますます私達の良識が問われることになります…いろいろな事件やその判決についても、そのような意識を持って見つめていきたいですね。
【写真上:西梅田 ハービスエント…いつもお花がとっても綺麗!!】
【写真下右:劇団四季 オペラ座の怪人…とても楽しめました。たまにはこんなひと時もいいですね♪】
【写真下左:大好物の筍でおなかいっぱいに…長岡京の錦水亭】
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光市の母子殺害事件についてしかし、私一個人の意見としては、 今までに報道されて... [詳しくはこちら]

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私も同じく人の幸せ・人生を奪い、人の命の重さ、人の痛みや辛さなどが分からないような人が更正するなんて無理だと思います。簡単に人の命を奪うなんて信じられません。
話は変わりますが、オペラ座の怪人に行かれたんですね!!
私、チケットとれませんでした・・羨ましいです♪
Posted by: 石井 弘美 | 2008年04月29日 21:31
弘美 さん
いつもコメントありがとうございます。
最近、関わりのない人に対して被害を加えるような事件や模倣犯が増えて、日本の治安も悪くなりましたね。
時には厳しく罰することも必要だと私も思います。
『オペラ座の怪人』はとても良かったですよ。
さすが劇団四季だなぁ…と感心しました。
チケットが取れないほどだとは知りませんでしたが、確かに満席で、若い観客の方が多いのに驚きました。
新緑の季節、郊外に出て自然の中に身を置くのも気持ちいいですが、時には観劇もいいですね。
ときどき気持ちをリフレッシュしながら、勉強とお仕事頑張ってくださいね。
辻 純子
Posted by: 辻 純子 | 2008年05月01日 01:37
「普通の市民が普通に思ったこと」が今度の判決だったのではないでしょうか。
死刑廃止論者の弁護士が担当するようになって「復活の儀式」だったと供述が変わったことに「普通の市民」は納得しないでしょう。それぞれが思想信条を主張することは憲法に保障されていることですが、ひとつの殺人事件を梃子にしてその主張
を実現しようとしたことに「普通の市民」の反発を招いたのではないでしょうか。
被害者遺族がこれまで「死刑」を求めて活動を続け世論や司法まで動かしたことはそれだけその主張の説得性を示すものなのでしょうね。
法理論や主義主張の結果でない「普通の市民」感覚の判決であると思いますが、これに対して「市民感覚、とどういう根拠で言っているのか」という反論があるのでしょうね。
しかし、「普通の市民」が求めたのはけっして「魔女裁判」ではなかったと思います。
Posted by: 石氏 夢花 | 2008年05月11日 17:15
石氏 夢花さま
コメントありがとうございます。
『「普通の市民が普通に思ったこと」が今度の判決だったのではないでしょうか。』というコメントをいただきましたが、確かにそうあって欲しいですね。
そうであれば、来年からスタートする裁判員制度も、プラスに作用されることが期待できますね。
辻 純子
Posted by: 辻 純子 | 2008年05月14日 00:46
事件も深刻かつ許しがたい事は事実ですが
私は最近の弁護士のあり方に疑問がつきません。
幼い子供を躊躇無く殺害し辱め
法廷上では 神の声が聞こえたから????
それを聞いた弁護士は
法廷上で、『彼は神の指示に従っただけ』????
そんな弁護がしたくて
難関の司法試験に挑み
弁護士になったのでしょうか?
弁護士なくして法廷は成立しない実情は仕方ありませんが
次元の低さに報道を聞くだけでも情けなさを痛感します。
ともあれ、法治国家の日本も
どこまで無法地帯化と変貌して行くのか
ある意味、これも時代の流れと言うならば
これ以上進化の無い、
文明機器が消え去っても、
大晦日に日本国民の全てが
コタツに入り、紅白歌合戦を見ている時代が
平和的に懐かしさを感じる毎日です。
Posted by: 梅村 敬 | 2008年05月18日 01:24
梅村 敬 さま
素晴らしいコメントをありがとうございます。
弁護士であろうと、どんな仕事であっても、自分にプライドの持てる良識ある判断力と行動が必要ですね。
「大晦日に日本国民の全てが…」…私も全く同感です!!
『古き良き時代』という言葉に象徴される昭和時代には、
日本人が本質的に持つ、「助け合う気持ち」、「思いやり」、「心の暖かさ」…がありましたね。
「欧米化(笑)」なんて言葉が流行しましたが、欧米文化を積極的に取り入れ、技術・経済・文化の発展と引き換えに、私達は多くのものを失ったような気がします。
“懐古主義”や“協調性の欠如”ではなく、時代や環境の変化に流されることなく、芯のぶれない『自分の考え』を持ち、『日本のこころ・日本人の良さ』にもっと誇りを持ちたいですね。
辻 純子
Posted by: 辻 純子 | 2008年05月20日 01:13