事務所ブログ

◆光市の母子殺害事件について

22日、広島高裁で光市の母子殺害事件の差し戻し控訴審判決があり、
楢崎康英裁判長は、「極めて短絡的、自己中心的で、結果は極めて重大」と指摘したうえで、死刑を回避すべき事情があるかを検討。事実認定を争う差し戻し審での元会社員の態度について、「自分の犯した罪の深刻さと向き合うことを放棄し、死刑回避に懸命になっているだけで、遺族への謝罪は表面的。反省謝罪の態度とは程遠く、反社会性は増進した」と述べ、「18歳になって間もない少年であると考慮しても極刑はやむを得ない」と述べて、無期懲役の1審・山口地裁判決を破棄し、求刑通り死刑を言い渡したことが報じられました。

これに対して元会社員(27歳・犯行時18歳)側は上告をしています。

従来の量刑基準から厳罰化へと大きく踏み出した画期的な判決といわれていますが、今回の判決について皆さんはどのように考えられましたか?
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確かに死刑廃止論も理解できます。し、法廷は感情論で戦う場ではないでしょう。
しかし、私一個人の意見としては、
報道を通して遺族 本村洋さんの発言を耳にするたびに、胸が痛みました。
幸せな家庭を築き、まだ僅かな期間から一転…そしてその後の辛く苦悩の9年間。
犯罪被害者の権利確立のために、執筆、講演を通じて活動しながら、戦ってきた長い年月。

本村洋さんが妻の弥生さんと共著という形で往復書簡をまとめて出版し、映画化された「天国からのラブレター」は涙なくして見られません。

この事件は、本村さんは大事な妻と子を失っただけではなく、本村さんの幸せであるはずの9年間と将来への夢までも奪ったのです。
「自分の侵した罪を認め、深く謝罪し、償う姿勢を見せない人」が社会で、真の意味で更生できるのでしょうか?

被害者遺族の意見陳述権が確保されるなど、この9年で司法制度は大きく変わりました。
また、来年5月21日からスタートする裁判員制度では、司法に被害者も加害者も一般の人も参加することになります。
今後ますます私達の良識が問われることになります…いろいろな事件やその判決についても、そのような意識を持って見つめていきたいですね。
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【写真上:西梅田 ハービスエント…いつもお花がとっても綺麗!!】
【写真下右:劇団四季 オペラ座の怪人…とても楽しめました。たまにはこんなひと時もいいですね♪】
【写真下左:大好物の筍でおなかいっぱいに…長岡京の錦水亭】

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