事務所ブログ

◆リーダーとしての責任の取り方~福田首相 突然の辞任~

9月1日、福田総理が、突然、辞意表明をしました。
『内閣支持率の長期低迷に加え、衆参両院で与野党勢力が逆転する「ねじれ国会」の下で国政の停滞を招いたため』と報じられました。
昨年の同時期に、私は、クライアント先の会社に向かって車を運転しながら、ラジオニュースで安倍総理の突然の辞意表明の報道を聞き、所信表明の直後だったこともあり、自分の耳を疑うほど驚いたときのことを思い出しました。

一国の最高責任者としての責任の取り方…皆さんはどうあるべきだと考えますか?
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経済低迷、ねじれ国会、ガソリン税の暫定税率の問題、年金問題、後期高齢者医療制度の問題、大臣の不適切発言、政治と金の問題など…今、問題は山積しています。
それをよく把握した上で、1年前に総理就任の覚悟をしたはずです。
就任当初、「貧乏くじを引いた」などと、福田元首相は嘆きとも聞こえる発言をしましたが、リーダーとなる決心をした限り、それは口に出してはならないことです。

福田元総理(72歳)だけではなく、過去の日本の総理の殆どは年齢層が高く、一般的にはリタイア世代です。
70台の年齢…周囲の同年代の方と比較できないほどに知力・体力ともに優れていること、大変な重責・超多忙な激務をこなされることについては、想像を絶するものがあります。
実際には、体を酷使して一国の責任者としての激務をこなし続けることに、限界が生じるのかもしれません。
経験や積み重ねた知識は当然必要ですが、活力や創造性、しがらみにとらわれないクリーンな感性という意味では、やはり、若い方に世代交代して行くべきではないかと思います。

山積する問題のいくつかに或る程度、解決の道筋をつけて退陣するならば、今回のように、国民から『無責任に、政権を投げ出した』という評価を受けなかったでしょう。
「何かを始めて途中で困難に突き当たり辞める」・「何も始めずに辞める」など…問題の解決に貢献しないままに、総裁選…総選挙…次々とバトンタッチをしていくことは、『責任逃避』という評価を受けてもやむを得ず、国民は不幸です。

国民の人気を得ようと、立派な社会保障の充実を訴える政党・政治家の話にも財源の裏づけがないなど…本質的な議論をしてくれる政治家が少なく、日本の将来が危ぶまれます。
みなさんはこの政治状況にどのようなことをお思いになりますか?

安倍首相、福田首相の引き続く辞任表明を見て、“リーダーの責任の取り方”の重要性を強く感じます。

会社経営者の責任の取り方次第で、会社の信用を大きく失って回復することが困難になり、大企業といえども倒産の危機を招く結果になることが多々あります。
ここ数年、問題が発覚した、雪印・不二家・白い恋人・ミートホープ・吉兆など…
リーダーの責任のとり方がその後の会社経営を左右することが顕著でした。

重要な局面でこそ、早急に強力なリーダーシップでの対応が求められます。
そして、リーダーとしての資質が明らかになります。

私自身も職員がいる小さな事務所の経営者であり、考えさせられます。

仕事柄、多くの経営者の皆さまとお話させていただきますが、経営者を含め、リーダーとなる人は、常に多くの責任を背負い、人に相談できないことを多く抱えて孤独です。
しかし、リーダーとなることを決断した限り、それは自分の選んだ宿命なのでしょう。

リーダーに関わらず、『飛ぶ鳥後を濁さず』…特にリーダーとしての最後は「逃げの姿勢」ではなく、「勇退」であって欲しいものですね。
皆さんはどのようにお考えになりますか?

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